最近は夏野菜が出始めてきて、週末に子供達に作ってあげるお昼ご飯のレパートリーが増えて嬉しいです。奥歯が生えてきていないので、だいたいスープを作って、全粒粉のパンを浸して食べさせるのが定番です。(インスタグラムに載せてます)。歯が完全に生えたら、自由に何でも作ってあげられるので、もっと楽しいだろうな。お弁当も作ってあげたい。

僕は学生のころ、ありとあらゆる飲食店でバイトしていて、料理の世界に片足をつっこんで生きていました。なので、だいたいは何でも作れるんですけど、離乳食は作ったことがなかったわけです。それで、ここ最近ずっとそうした離乳食を作りつづけていて前にも書いた通り自分自身の食生活について随分考え方が変わりました。無垢な子供を見てると、記憶にない自身の原点と重なってきて、もっと健康的で素の食材を食べたいなあと感じるわけです。女性はずっとそうなんでしょうね。

建築も、素材を加工すればするほど味気ないものになります。コストや生産性、耐久性を上げるために、加工し化学製品化され、プラスチックみたいなピカピカのものになる。それらを組み合わせて造る建築は装飾的で雰囲気的。それはそれで悪くないですが、どこか不健康な気がします。母性がないというか。

奥さんが言っていたけど、女性というのは生まれた時からすでに母性を持ち合わせている母親なのだと。そういえば姪っ子が家の息子たちを、母のようにまあ可愛がってくれてました。それにひきかえ男性というのは、都合よく父親の性分なんてものは備えられてはいない。だから努力しないとなれないのだとか。我が子が産まれました、さあ今日から父親ですとはならないわけです。はたから見ると、それらしくは見えるけど、実際は実感がわかないままズルズルと子育てしてるような気がします。ハリボテから本質的なものに変わる瞬間ってある気がします。どこでスイッチが入ったかわかりませんが、僕は気が付いたら、親として生きていました。
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# by satakearchi | 2017-06-12 20:54 | 日々のこと、暮らしのこと

手間の数だけ

料理というのは、たとえば野菜をカットした瞬間からはじまるのだと最近思います。週末、子供たちにご飯(もう離乳食とはよべない)をつくります。以前は複数の食材で栄養を凝縮させたようなスープを長時間かけてつくったりしていました。たいがいは美味しく食べてくれるのですが、たまーに食べてくれないことがあります。そういう時は、もう絶望的な気持ちになります。もちろん子供は悪くないんだけど。手間の数だけ喜んでもらえるというのは幻想かもしれません。あるいは単なる自己満足なんだと。これは仕事にも、人生にも言えることではないでしょうか。

そう悟ってから、なるべくシンプルに料理するようになりました。野菜は蒸したりして、そのまま食べさせる。調味料や添加物を、生まれて一度も口にしたことがないから、野菜のもっている旨みだけで十分満足してくれます。舌がするどいわけです。子供はまずいものは食べない。正直です。

で、それにつられて、自分自身の食生活もずいぶん変わり、なるべく素材そのものだけで食べるようになりました。味気ないものに慣れてくると、それが基準となるので、味気なくなくなる。味覚がするどくなった感じです。お酒もほとんど飲まなくなった。

奥さんは、今更?って言われるくらい、そういう食生活を昔からしてました。
レストランでシェフ特性ドレッシングのサラダをオーダーする時、
「ドレッシングなしで、レモンと塩をべつにください」
とケンカを売ってるようにしか思えないことを言ったりします。今は結構まるくなったけど。

僕の場合は、外食は外食で別モードなので、どんなお店でも何でも美味しく食事できます。極端になるとつらくなるので、バランス感覚は大事です。
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# by satakearchi | 2017-05-08 12:50 | 日々のこと、暮らしのこと

よく聞かれること。

妻のCORBが再開して、その分僕はすっかり週末育児に徹していて、まあいろいろ発見があって面白いです。よく聞かれるようなので、改めて書きますが、CORBは平日は僕が設計事務所として使い、週末は奥さんがパン屋さんとして使うスタイルです。なので、同じ仕事場をシェアしているような感覚です。

今のご時勢、保育園に入れるのは大変です。探す労力や、抱える問題の大きさ、考えただけでも、やっかいなことだらけです。なので僕らは最初から保育園のことは考えていませんでした。それでは、奥さんが育児から開放される時間を設けることと、働く環境の確保を、どうしたら保育園ぬきで考えることができるのか。考えたすえ、もっとも簡単に解決する方法が、仕事と育児の役割を週末は僕と交換することでした。さいわい僕らは二人とも自営業者なので、こういうことができました。

子育て世代の多くは、なぜ自分の苦労が夫(妻)にわからないのか?、ということの連続だと思います。旦那さんは、奥さんの日中の子育ての大変さを本当の意味では知らない、奥さんは旦那さんが会社でがんばっていることを、本当の意味では知らない。仕方のないことですが、こういうのは精神衛生的によくないです。両方を実践すると、お互いのことがよくわかるので、やってみると(実践できる環境の人は)なかなか良いものです。

なんてことを、最近感じてます。

そして、これもよく聞かれるみたいなので、改めて書きますが、CORBは2006年に奥さんがカフェとして始めたお店です。内装は、もと美容室だった場所を、僕がDIYでコツコツつくりました。2011年に閉店、そのあとお店はrollさんになりました。そして、2016年にrollさんが、閉店してしまい、それならば、またCORBに戻ろう、という流れです。
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# by satakearchi | 2017-04-03 19:19 | 日々のこと、暮らしのこと

双子はやっぱり役にたつ

明日は、子供たちの初めての誕生日。生まれてから3年くらいのことをだいたいの人は覚えていないと思います。子供たちを見ていると、子供と自分を重ねて、自分自身の覚えていない時間、記憶にコンタクトしているような瞬間があります。

深層心理、潜在的な意識、人格、などは、この時期にはぐくまれるとも言われていて、しっかりと子育てしなければならない使命感みたいなものがあります。しかし、その一方で、人間はDNAによって生命が誕生した瞬間に半分以上は決まってしまっているともいいます。そういうのを研究するために双子は特に対象とされます。

なので、丁寧にやろうが、適当にやろうが、あまり性格とかには影響しないのだろうなあというのが自論です。子育てを完璧にやろうとして、疲れてしまっている人はDNAの考え方をもつと楽になります。同じように子育てしていても、生後まもない時からのキャラクターがまったく変わらない。一人は繊細で、もうひとりはざっくりとしている。DNAを感じます。双子はやっぱり役にたつ。

自分で言うのもなんだけど、僕は繊細で妻は楽観的な人間。こういう親のDNAが、まざりあって均等化されて子供に受け継いでいるのではなく、それぞれのDNAが、ひとりづつ受け継いでいるのかなあ、なんて思います。だから、自分と似ている子のほうが、これからの人生が見えてきてしまうので、危ういところはケアしやすいのかなあと思います。自分と同じように辿ってほしくない部分もやっぱりあるから。

本当に良い一年間でした。子供たちに感謝したい。
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# by satakearchi | 2017-03-17 11:26 | 日々のこと、暮らしのこと

一斤を食べる

CORB(コルブ)がもうすぐオープンする。一足先に、店主の作った一斤などを食す。やはり彼女の作るものは美味しい。特別なことはしてない、なんていうんだけど、はたから見てると十分に特別なことをしていると思う。ものを作るというのは、理論化、数値化できないことも多分に含まれていて、結局は感受性とか直感とか、そういうところに秀でている人の世界なんだなあと思わせてくれる。妻をほめすぎるのは気持ち悪いけど、結局はそうなんだろう。


http://corbsatake.webcrow.jp/
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# by satakearchi | 2017-03-08 20:18 | CORBのこと